ラクトフェリンは哺乳動物の乳や唾液、涙などの粘膜にも含まれている成分

ラクトフェリンはどこに含まれている成分なの?

ラクトフェリンはどこに含まれている成分なの?

ラクトフェリンは主に哺乳類の体液に含まれ、特に人間の初乳に多く含まれている成分です。初乳とは出産後5日以内の乳のことを指しますが、なんと人間の母乳には牛乳の10倍の濃度のラクトフェリンが含まれます。

ラクトフェリンは、腸内のビフィズス菌を増殖させる効果や、腸に住む悪玉菌から鉄分を奪い、悪玉菌の活動を抑制し、増殖を抑制する効果がある優秀な成分です。また、生まれたばかりの赤ちゃんを様々なウィルスや病原菌から守る効果がある成分なので、ラクトフェリンは母乳から送られる天然の免疫物質だといっても過言ではありません。

胃の未発達な赤ちゃんはラクトフェリンが胃の中で分解されず、腸にそのまま送られるため、腸免疫細胞を活性化させることが出来、健康に育つことが出来るのです。哺乳動物として驚異的な進化を遂げることが出来た人間だからこそ、人間の母乳には高濃度成分が含まれているのかもしれません。

人間の身体でも合成するラクトフェリン

ラクトフェリンは主に哺乳動物の乳に含まれている成分ですが、人間の体内でも合成されています。健康な人の場合、毎日3gから5g程度が合成され、身体に必要な部分へ送られていくのです。

ラクトフェリンは胆汁、腸液、尿、血液、唾液、涙、好中球(白血球)などに含まれています。なぜこうした部分に含まれているのかといえば、これらの部分はすべて、ウィルスや病原菌の侵入口となる場所でもあるからです。特に直接的に外界の異物と接触する割合が高い部分の粘液に多く含まれており、唾液や涙、子宮の分泌液には大量にラクトフェリンが含まれているのです。

これもすべて自然が生み出した不思議な摂理の一つであり、人間が自然界で長く守られている理由の一つだといえるのではないでしょうか。

免疫力向上にラクトフェリン

免疫力向上にラクトフェリン

生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いのですが、母乳に含まれているラクトフェリンのおかげで、免疫力をつけることが出来ます。

免疫力は生後から20歳にかけてどんどん高まり、20歳をピークに加齢とともに徐々に落ちていきます。50代後半から70歳にかけて、急激に免疫力が低下していきますので、高齢になるほど、病気やガンのリスクも高まっていくのです。ナチュラルキラー細胞は年を重ねても数はほとんど変わらないのですが、活性力が低下するため、免疫力も低下していくのです。

ラクトフェリンには、腸内免疫力を活発化させる働きがあります。ラクトフェリンには、ナチュラルキラー細胞の働きを活性化させる働きがありますので、高齢者ほど積極的に摂取したいものです。毎日の習慣としてラクトフェリンを摂り続けていけば、元気に健康で暮らしていくことが出来るでしょう。

ストレスにラクトフェリン

ラクトフェリンには、ストレスを緩和させてくれる効果があります。

人間の脳内に入っていくことが出来る物質には限りがあります。血液脳関門を通過することが出来るラクトフェリンは、脳の中に入ることで有効物質を確実に届けることが出来ます。

人間はストレスを感じると、血液中に抗ストレス作用のある副腎皮質ホルモンが増えることによって、自律神経にも影響を与え、不安感などを感じるようになるのですが、ラクトフェリンが脳の中に取り込まれることによって、不安を感じさせるホルモンの分泌量が抑えられていくのです。

また、ラクトフェリンには、脳の中にある快楽物質の働きを高めてくれる効果があります。不安感などが消え、幸せで穏やかな気持ちにさせる効果があるため、精神科の治療にも使用されているのです。ラクトフェリンは神経症や鬱病などの心の病気にも効果があり、乳由来の成分であるため、薬による副作用もありません。薬に対する依存症の問題もありませんので、安心して使用することが出来るでしょう。

優秀成分ラクトフェリン~まとめ~

優秀成分ラクトフェリン~まとめ~

ラクトフェリンは哺乳動物の乳に含まれており、特に人間の初乳に多く含まれています。

ラクトフェリンには様々な機能があり、腸内のビフィズス菌の増殖を促進し、腸内細菌を活発化させる働きや免疫力を高める効果などがあります。

また、年齢とともに人間は免疫力が低下していくのですが、ラクトフェリンには免疫細胞の代表でもあるナチュラルキラー細胞の働きを活性化させる働きがあります。そのため高齢者ほど、積極的に摂取したい成分であるため、サプリメントなどを利用して摂取するとよいでしょう。

ラクトフェリンには、健康効果以外にも、精神を安定させる効果もあります。ラクトフェリンは血液脳関門を通過することが出来るという特徴があるため、有効成分を脳に届けることが出来ます。ストレスを感じると自律神経にも影響が出て、不安感などを感じるようになるのですが、副腎皮質ホルモンの分泌量を低下させることが出来るため、ストレスを緩和させることが出来るのです。

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