食べ物から無理なくラクトフェリンを摂る秘訣とは

ラクトフェリンは主に母乳に含まれている

ラクトフェリンは主に母乳に含まれている

名前に乳を意味するラクトが使われている通り、ラクトフェリンは主に母乳に含まれています。胎児はお腹の中であらゆるものから守られているため、免疫機能が発達していません。それは生まれたばかりの赤ちゃんも同じことで、そのままでは外界の雑菌によって、すぐに病気になってしまうでしょう。

そこで、母親の体の中で作られたラクトフェリンを母乳によって赤ちゃんに分け与えます。ラクトフェリンは多くの細菌やウイルスに対して強い抗菌作用を持っており、まずは赤ちゃんの腸内で悪玉菌が増殖するのを抑えてくれるのです。乳酸菌などの善玉菌の増殖にも繋がり、感染症に強い腸内フローラを形成します。

このような母子間のやり取りは多くの哺乳動物の間で行われており、私たちが気軽に口にしている牛乳や乳製品の中にもラクトフェリンは含まれているのです。そのため、食べ物からラクトフェリンを摂るなら乳製品からということになるでしょう。

ラクトフェリンを食べ物で摂るには

ラクトフェリンを毎日食べ物で摂取するには毎食牛乳を飲めばいいのかというと、それだけでは十分とは言えません。

実はラクトフェリンは糖タンパク質と言い、非常に熱に弱く加熱殺菌したものではタンパク質が変性してしまい、抗菌作用などが失われてしまうのです。そのため、乳製品を適当に選んで購入するのではなく、殺菌処理の方法や原材料について確認するようにしましょう。

たとえば、牛乳なら低温殺菌と書かれたものならタンパク質が変性するほどの加熱は行われていません。また、乳酸菌飲料やヨーグルトなどは、発酵が進んで味が変化するのを抑えるために、最後に加熱処理を行っている場合があります。その場合は殺菌と書かれているので、書かれていないものを選びましょう。チーズでは、ナチュラルチーズと書かれたものが非殺菌ですが、原材料の牛乳の時点で加熱殺菌している場合もあるため、確認するのは難しいと言えます。

ラクトフェリンが添加された食べ物なら効率的

ラクトフェリンが添加された食べ物なら効率的

牛乳に含まれているラクトフェリンの量は人間の母乳に比べるとかなり少なく、一日の摂取量目安である300mgを牛乳やヨーグルトだけで摂るには1リットル以上飲まなければなりません。水分量が少ないチーズなら100gと比較的少なくて済みますが、先ほど紹介した通り加熱殺菌されているかどうかが確認しづらいため、現実的ではありません。

では、ラクトフェリンを食べ物から十分な量摂取することは不可能なのかというと、そういう訳でもないのでご安心下さい。最近では、ラクトフェリンが添加されている乳製品が数多く登場しており、たとえば赤ちゃん用粉ミルクが代表的な例です。元々ラクトフェリンは、粉ミルク開発のため母乳を研究して発見された成分であり、今では多くの粉ミルクに添加されているのです。

他にも、ヨーグルトや乳酸菌飲料、牛乳、スキムミルク、チーズなどの食べ物にラクトフェリンは添加されていますから、原材料名を確認して添加されたものを選ぶようにしましょう。

ラクトフェリン添加スキムミルクが使いやすい

添加食品の中でも、スキムミルクは使いやすいのでお勧めです。長期保存が可能で、いつでも家に常備しておくことができ、粉状なのでどんな食べ物にも混ぜて使えます。様々な乳製品の中からラクトフェリンが添加された食べ物を探し出すのは大変ですが、スキムミルクだけで済むなら面倒がありません。

スキムミルクは、乳製品との相性もよく、ヨーグルトに大さじ一杯加えてよく混ぜると、濃厚なミルクの味わいのぽってりしたヨーグルトに大変身します。他にも、スムージーやドレッシング、アイスクリームやパフェ、ゼリーなどに混ぜても美味しいでしょう。

また、熱いコーヒーやシチューを作る時に使うと熱によって作用が失われてしまいますが、50度以下に冷ましてから混ぜれば大丈夫です。コーヒーの飲む時の適温が60度~70度と言われていますから、少し冷めてきてから味を変えたい時などにいいかもしれません。

工夫してラクトフェリンを毎日の食べ物から摂取できるベストな方法を見つけましょう。

ラクトフェリンを食べ物から摂る~まとめ~

ラクトフェリンを食べ物から摂る~まとめ~

このように哺乳動物の母乳に含まれていて牛乳や乳製品から摂れるラクトフェリンですが、乳製品ならどれでもいいというわけではありません。

ラクトフェリンは熱に弱いため、牛乳なら低温殺菌されたものを、ヨーグルトや乳酸菌飲料、チーズなら原材料の牛乳と製品自体が加熱殺菌していないものを選ぶ必要があります。しかも、1日の摂取量の目安である300mgを摂るには牛乳やヨーグルトなら1リットル以上、ナチュラルチーズなら100g以上食べる必要があるのです。

しかし、最近では食品添加物としてラクトフェリンが添加されている商品も多く出ており、中でも長期保存が可能なスキムミルクは使いやすいためお勧めです。普通の乳製品や飲み物、デザートに混ぜるなど、工夫次第で毎日の食事に取り入れられるでしょう。こういった添加食品を上手に使って、無理なく続けてみて下さい。

乳製品が苦手な方は、ラクトフェリンサプリがオススメです。ラクトフェリンサプリの情報を除いてみてはいかがでしょうか!

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